ワールド言い訳クラシック


1.使えるシチュエーション 
 ■友達とどこでも
2.必要な道具
 ■なし
3.おすすめ人数
 ■3人〜
4.遊び方
 ■遊び説明
  「言い訳するな!!」

  なんてよく聞くよね。

  言い訳をせず、自分の非を素直に認める。
  美しいね。


  ただし、これはいたって日本人な文化なのさ。

  実力主義の海外では、言い訳ができないと
  責任は全て自分となり、

  「You're fired(クビだ)」

  となってしまうのだ。

  つまり、その美徳を大切にするがゆえに
  日本は言い訳の世界で、非常に後進国なのだ!!

  そんな日本の言い訳力の底上げに寄与したい。
  そんな熱い思いから完成したがこのゲームだ。
  ご堪能あれ。


 ■具体的な遊び方       
  1)一人が言い訳するシチュエーションを考える
   (持ち回り)

  2残りの人は、いかにうまい・面白い言い訳をするか
   を競う。思いついた人から挙手発表。
   
  例:大事なお客様との会議に遅刻
  
   部長役「君!遅刻じゃないか!なにを考えてるんだ!」
   
   A「遅れを刻むと書いて・・遅刻か。なるほど、おもしろい」



   部長役「君!遅刻じゃないか!なにを考えてるんだ!」


   B「これを見てもまだ遅れというか!!
    (ティーシャツを破いて脱ぐ。胸には「夜更かし」の文字)」


   部長役「君!遅刻じゃないか!なにを考えてるんだ!」

   C「申し訳ありません。」
    
   テレビ(Cの二役目)
   「ニュースです。さきほど東京都港区の交差点で
   車にひかれかけた男の子を、勇敢な男性が身を挺して助けるという出来事が
   ありました。男性は身につけた衣服が破りながらも、
   子供を抱きかかえ、安全なところに移すと、名前も名乗らず立ち去ったのです」
   
   お客様(Cの三役目)
  「勇敢な人もいるもんですね。お母さんも涙を流して
   喜んでるじゃないですか。・・・み、美智子!美智子じゃないか。
   私の妻だ!ということは引かれかけたのは裕太か!!
   な、なんてことだ!」


   部長役
  「奥様ですか!なんと!・・・ん、君!君のそのスーツ
   すり切れたように破れているじゃないか!血も出ている!まさか!」


   C「お客様のご家族であったのはたまたまです。
    私は、この大事な会議に遅刻したことには変わりはありませ・・・」
    バタッ


   部長役
  「君!しっかりしたまえ」


   お客様(Cの三役目)
  「すぐに救急車を!」


  C、救急車で運ばれる。


  お客様(Cの三役目)
  「鈴木部長。お願いがある。この20億の契約、
   なかったことにしてくれないか」


  部長役「!そんな・・。それではCがあまりに不憫すぎ・・」


  お客様(Cの三役目)
  「その代わり、今後、うちで使うシステムは
   私が社長でいる限り、ずっと君の会社を使いたい。ずっとだ。
   お願いだ。」


  部長役
  「・・・。(感動で涙が目に溢れる)」

  部長役「はい。C一人で何役もやりすぎ。しかも長い。 ウィナーB!」


  C「え〜、お前もノリノリだったやん!!」
  

     ★とりおのダメだし★