会社組織の好循環を作るということ

こんにちは。megafepsdaです

長時間労働が過労死に繋がったり、鬱などの精神病を引き起こすという事案が後をたたないですが、
私は世の中にあるこれを、少しでも減らしたいと思っています。自分の人生の一つの大きなテーマであると
最近おぼろげながら見えてきました。

それを減らすのは、エントリー名にも書いたように、会社組織の好循環をつくる
必要があると思います。

今の悪循環の一つの例は、このような感じでしょう。

①会社が仕事をアサインする
 →②本人がやるきを感じない、負荷が高すぎる、上手くできない
  →③本人が不満を持つ
   →④会社も、成果も出していないのに、不満を持ったり、
     つぶれたりする社員を冷遇する、または腫れ物に触るような扱いをする
     →⑤会社としての業績に繋がらない、本人も成長しない・給与もあがらない

個人意見を言うと、無理な仕事をアサインする
会社はひどいと思うし、それをなんとか乗り越えようとする
努力をしようとしない個人も同様にひどいと考えます。

まず、会社・マネージャーが業務を付与するときに、
高負荷すぎない、+αの仕事をいかに付与することができるか、
 そして、そこにはやるきを引き出すような動機付けがあるか。

カッツェンバッグの「コミットメント経営」によると、
やるきを引き出す方法論には、
①MVP(Mission、value、pride)
②認知および賞賛
③個人の成長実感
起業家精神(自分が初めてこの仕事を創るんだという感覚)
⑤プロセスと尺度
の5つがあるとされています。

個人的には①、③、④感じるような仕事ならば、最初から
自分自身で燃えるべきだと思うのですが、
世の中、そうでない仕事の方が大半だと思います。
要は、この仕事を一生自分がやるとなんてとても思えない。俺じゃないだれかでいいだろ、
という感覚です。

そうすると、やはり②が大事になるのではないかと思います。
本当に簡単にいうと、言葉だけでもいいのですから。
「ありがとう」というその言葉。

ただ、その際、とても大切なのは、それを心から言うことだと思います。
ただ、マネージャーだったら、心持ち次第で、
誰でも心からいえるのではないかと思います。
だって、部下がその仕事をしてくれなかったら、
自分が評価されない、ひいては首になる可能性があるわけですから。
それを考えれば、ありがとうと心からいえることも増えるのではないでしょうか。
もちろんそれ以外にも心からいえる方法もあると思います。

そして、同様に大事なのが⑤だと思います。
これは、明確なゴールや、達成までの方法が明確であることです。

この仕事をどこまでやっていいか分からない、
どの方法でやっていいか分からないという状態だと
人はやるきがでないということです。

本当に日々の仕事であったら、これを明確にしてあげるだけで
だいぶメンバーのやる気が変わってくるのではないでしょうか。

そして個人的に大事だと思うのが、日々のコミュニケーションの中での
ちょっとしたユーモアだと思います。

どんな仕事であっても、長距離走的な面があり、
ただただつらいことを長くやり続けないといけない
時間があります。そんな時に、何か
心が穏やかになるようなコミュニケーション、ユーモアが
人には必要なのではないかと思います。

そしてマネージャーの次に大事なのは、個人の努力です。
長くなったので、これについては別のエントリーで書くようにしたいと思います。
というかエントリーでかくほど、何かまとまった考え方が
あるわけでもないですが。