カジった歴史年表
1.使えるシチュエーション
■友達とどこでも
2.必要な道具
■紙とペン
3.おすすめ人数
■3人以上
4.遊び方
■遊び説明
人の長い人生の中ではいろんなことが始まり、終わる。
部屋の片隅でほこりをかぶっているギター、
途中で読む(見る)のをあきらめてしまった名作文学や映画、
全然砂のついていないランニングシューズ、
大事に保存されたままの一眼レフ、
編みかけのマフラー、書きかけの小説、つきかけの筋肉
始めた当時は、希望とエネルギーに溢れ、どこまでもいける気がした俺たち。
それが、3日、1週間、1か月、
もしくは、卒業、就職、結婚、出産など大きなイベントを経て
エネルギーはどこへやら、
思い出してみよう、あなたがカジった様々な世界の破片を
そして、次から次に、恥ずかしいぐらい出てくる三日坊主達を受け入れよう。
それもあなたなのだから。
今回は就活生も必見な自己分析的遊びだ。
■具体的な遊び方
1)最初はそれぞれが今までを振り返りながら、カジった物事と現状の自分を年表に書き出していく。
例:小学時代1 弟が始めたのをきっかけにピアノを始める。
発表会では小学生ながら「あの日に帰りたい」を熱演
現状 楽譜読みながら弾けない。ねこふんじゃったも忘れた。
小学時代2 作文にマジシャンになりたいと書く。マジックの本、グッズも買って勉強。
現状 唯一できるのはコインマジック、成功率は2%ぐらい
小学時代3 バスケットの子供用リングを買ってもらってうまくなろうとした。
現状 子供用リングならダンクもお手の物。本物ではトラベリングが得意技
中学時代1 海外旅行でいろんな種類の切手を買ったのを機に切手集めを始める
現状 たぶん全部捨てた。
中学時代2 三国志のドキュメンタリーを見て、吉川英治の三国志を読もうと画策。
現状 2巻で止まる。三国無双は最新作までやった。
高校時代1 一度昼ごはんを任せられて褒められたことで料理熱が燃え上がる
現状 ご飯と味噌汁しか作れない。こないだカレーで失敗した。
…
うん、なんだかだんだん胸が苦しくなってきた。
分け方は小学、中学とかそういうくくりじゃなくてもいいぞ。
始めたきっかけも書くと、たいした覚悟もなしに飛びついた感が際立ってグッド。
あとは現状との間になんでやめたかも書くのいいね。どうせほとんどささいな理由。
2)年表が完成したら、みんなで見せ合おう。
あ〜あ〜、どいつもこいつもダメなヤローだなぁ。
3)最後は、年表でやってみたことを【いるもの】、【いらないもの】にわけて
またチャレンジするきっかけを作ったり、すっぱり忘れたりしよう。
まぁいらないものは言われなくても忘れてたね。
案外新しい趣味を再発見したりして
人間いつからでもやり直せるんだぜ
って鳥男も言ってたぞ。