スマート試食


1.使えるシチュエーション 
 ■友達とデパ地下で
2.必要な道具
 ■なし
3.おすすめ人数
 ■1人〜3人くらい
4.遊び方
 ■遊び説明
 エブバリ貧乏か〜い?

  貧困にあえぐ群衆の声が聞こえてくるようだよ。
  
  貧乏だったら創意工夫しなきゃだめだ! 
  だが同時にプライドも失ってはならない。
  貧すれど鈍せず。

  貧乏なみんなは、どうせデパ地下の試食でお昼を
  済まそうとしてるんだろ。


  もうほんとにみんな考えること一緒だな。
  俺がデパ地下のマネージャーなら、
  確実に試食コーナー減らすね。

  だが、彼らは我々の動きにまだ気がついていない。
  今こそ絶好の好機。


  でもな、想像してみてもくれよ。

  「はは〜ん、この子は貧乏なのね。おなか減ってるのね。
  ほら、野沢菜。」

  そんな感じでパートのおばちゃんに見下される刹那。
  
  マッチが売れないマッチ売りの少女も
  不憫だが、ただのものを喜んでもらってる、
  お前達の方がもっと不憫だよ。


  余計なプライドは捨てろ?簡単に言うな!
  俺たちはな!!そのちっぽけなプライドに支えられて
  生きてるんだぞ!!!


  ちくしょ〜!!!!
  この遊びでお前がお前であってくれ!!!!!!
 
  

 ■具体的な遊び方
  1)デパ地下に行く。

    
  2)試食を食べる。だが、ただ試食を食べるんじゃない。
    試食することが、あたかも当然、むしろ
    自己研鑽のためにしているように振る舞うんだ。


   例1:マーケティングのフィールドワーク調査

    A「そう、普通お客様は入り口がここだと、
     こういう導線描くだろ。
     そうするとほら(食べる)、試食しやすい」

    B「あ、なるほどね。じゃあもし入り口が逆にあるとすると・・・
     あ、(食べる)試食しづらい!」

    A「だろ?ここに試食コーナーがある
     必然性が分かっただろ?(食べる)」

   
   例2:劇団員の演技練習   

    A「おいしそうですね〜。いただきま〜す(食べる)」

    B「ばかやろう!なんだその演技は!試食をもらう奴が
     『いただきます』なんて言うか!」

    A「すいません」

    B「ほんとに試食する奴ってのはな!うまいんだけど
     あんまりうまいって感じ全面に出したら買わざるを
     えないから一見『口にちょっと合わないな』って顔するんだよ!
     こうだ!(食べる。なんともいえない表情)」

    A「はい!(食べる)こうですね!」

   3)おなかいっぱいになるまで色んな試食コーナーで
     食べ続ける。おなかいっぱいになれたらお前がウィナーだ。


  ★もっくんワンポイントアドバイス