第七回 模様替え罰
風が冷たいね。社会の風当たりも強いしさ。
昔のアルバムでも取り出して小一時間現実逃避でもしたいよ俺は。
あ〜、なんだかなぁ
まぁそういう時もあるけどね
あぁ、懐かしい!やたら笑ってる写真多いなぁ。
調子のってたわw、まぁモテなかったけど。
駅前のコンビニまだあるかな、ミスタークールそろそろ店長なってるんじゃない?
や、その可能性は十分あるぞ。
あいつ何してんだろなぁ
いきなり連絡つかなくなったから参ったよ。
あの子、というか当時好きだった子誰もが結婚しててもおかしくないぐらいだな。
年くっちゃったなぁ……いい年して何してんだろなぁ
…
…
…
えっ、何?
罰ゲームはまだかって?
いや、こっちは今センチメンタルになってんだから。
邪魔してもらっちゃ困るよ。
お前の思い出話はどうでもいい?
ひでぇなぁ。血も涙もねぇなぁ。
ああ、わかった、やるよ、やるってば。やりゃいいんだろ。
ちゃんと罰ゲーム使うんだぞ。
第七回 模様替え罰
1.使えるシチュエーション
■誰かの家で
2.必要な道具
■なし
3.罰ゲーム説明
■具体的な方法
今日は紹介する罰はものすごく利用範囲が狭い、だけど効果てきめんな
ポケモンで言うと、
エスパータイプに効くゴーストのゆめくい、みたいな罰ゲームだ。
まぁ、タイトルを見たところで何となく予想はつくと思う
これはたった今アルバムを探して部屋中をあさっていた時に思いついたものなんだ。
つまり、誰かの家で遊んでいるとき、
お邪魔させてもらっているメンバーが
飲み物やお菓子を出したり、もてなしてくれている友達に
恩を仇で返すっていう非人道的罰ゲームだ。
5分とか、10分とか、時間を決めて
その間にメンバーが部屋を勝手に模様替えをするんだ。
罰ゲームを受ける人はコンビニに買出しにでも行ってるといい。
帰ってきてびっくりのこのゲームだが、いい方向に傾くこともあるかもしれない。
だって、今まで考えなかった家具の置き場所とか発想が出てくるから。
やる方は新進気鋭のインテリアコーディネーターになったつもりでがっつり模様替えしてやれ。
ビフォーアフターって感じで写真とかとってもいいぞ。
と、ここで注意点がある。
床とか壁を傷つけないようにしよう、とか
エロ本とかを隠す時間を与えよう、とか
そういう配慮は当然だけど
状況的には、これは一人を狙い打ちにした罰ゲームなんだ。
なのでゲームをやる前の罰ゲームを決める段階で一工夫しなきゃなんない
例えばこんな感じ
1)個々に違う罰ゲームを割り振る。
2)「言うことを一つ聞く」のような応用の利く罰ゲームにする。
3)罰ゲームをあみだくじで決めるなどのランダム性を持ち込む
4)罰ゲームはゲームの後に決める
などが考えられる。
これらを踏まえたら、レッツ模様替え!