新美術鑑賞
1.使えるシチュエーション
■友達と美術館・博物館などで
2.必要な道具
■なし
3.おすすめ人数
■2人〜
4.遊び方
■遊び説明
行ってきましたプラド美術館。
最近更新が少なくてごめんなさい。
megafepsはスペイン、モロッコを周遊して世界の遊びを収集してきたのだ。
もちろん、収集するだけじゃなく現地の若者や老人、子供とおおいに遊んできたわけだけど、
帰国寸前、謎の食中毒に襲われ、死にそうになりながら飛行機に乗り、
帰ってきて寝込んでました。
と、我ながらなかなかいい言い訳じゃないかな。
10点満点でつけるなら、Aだな。
旅行の中で、いくつかの大きな美術館に行ったんだけど
見るのは好きだけど早い僕は、いつもすぐ見終わっちゃう。
いわば、美術鑑賞界の音速の貴公子。
さて、友達を待つ間どうしようか、
と思っていたときに思いついた遊びがこれだ。
美術館の作品にはそれぞれに作者名とタイトルがあるだろ。
一見何かイマイチだなぁっていうような作品でも、
ピカソとかモネとかもろもろの有名画家の名前が書いてあったら説得力が出てくる。
だけど、お前らそれでいいと思ってんのか?
知ってる名前の先入観がお前の中で作品に価値付けしてるだけじゃないか。
それって別に好きじゃないのに芸能人ってだけで集まる野次馬みたいなもんだろ(美術鑑賞界で)
そんなんじゃいつまでもたっても脇役だよ(美術鑑賞界で)。
この先の人生ずっと脇役でいるつもりか?(美術鑑賞界で)
脇役を脱出し、作品の中に自分なりの価値(Value)を創造する。
そんな使命を持った遊びがこれだ。
■具体的な遊び方
美術館や博物館、ツアーや友達と来てみたものの、イマイチ興味がなかったり、興味はあってもすぐに見終わってしまったりする人たち。
そんな人たちが2人以上集まったとき、この遊びの開始だ。
することは単純。
1)適当に作品を選ぶ
2)それぞれが自分の感性で背景やタイトルを考えて発表する。
例
A 「これは江戸時代に描かれた『跳梁跋扈絵巻』じゃないか?」
B 「いやいや、これは『水木しげるの家』だよ。」
C 「違う違う、エヴァンゲリオン見てないのか?『第一使途から第十七使途』の設定図だろ」
100人が100人全く違う感性を持っているの世の中、
1つの作品にも100の見方、100のタイトルがあってもええじゃないか。
そう、答えは1つである必要はないんだ。
つまりこの遊びに勝者はいない。
この世に1つだけの君なりのタイトルが決まったら
絵と一緒にしっかり記憶にとどめておこう。
それが先人たちへの君なりの配慮ってものさ。
★鳥男のダメだし★