○○自慢、日本シリーズ


1.使えるシチュエーション 
 ■友達とどこでも
2.必要な道具
 ■なし
3.おすすめ人数
 ■5人以上
4.遊び方
 ■遊び説明
  身の回りに一人はいるはず。やたらと自慢が多い人。

  
  「俺のカード見るや? これとか激レア!」
  遊戯王のレアカードをいつも見せびらかしてきたアイツ。遊戯王やってなかったのに。


  「いや、俺、英3のテストはイマイチだったわぁ。センターの英語は満点だったんだけどなぁ。」
  大学入学して数年経つのに当時のセンターの点数をひけらかすというある意味すごいカミングアウトをしたアイツ。


  「こう見えて俺も昔はけっこう頑張ってたんよ」
  大きな高級ブランド物の紙袋の中から小中でもらったいろんな賞状が出てくるという離れ業をやってのけたアイツ。

  
  俺が、

  俺が、

  俺が、


  俺が、
  お前で、


  お前が、
  俺で、


  んんっ?


  ってもういいわっ


  自己主張と自己顕示欲を履き違えるのはやめてくれ。
  誰かに認められたいっていう欲求はわかるけど
  逆に小さいやつだなって思われちゃうんだから。


  と、言ったはものの、自分でも気付かないうちに自慢と思われるような発言をしてるときってあるんだ。
  「こないだ仕事でエビちゃんに会ったよ。」

  ちょっとした報告のつもりで言ったこんな言葉も、なんだかやらしいよ。


  だからさ、
  このゲームで「もういい」ってバカらしくなるくらい自慢の限りを尽くしてくれ。

  
  ■具体的な遊び方
  1)一人は審判、残りのメンバーをパリーグ代表とセリーグ代表にチームわけする。
    ちなみにパリーグはpersonal appealリーグ(個人的アピールリーグ)
    セリーグはself-consiousリーグ(自意識過剰リーグ)だぞ    


  2)日本シリーズの開幕だ。
    もちろん、7本勝負。4本先勝だぞ。
 
  3)審判がテーマを発表する。
    「故郷自慢」、「子供のころ自慢」、「スポーツ自慢」、「くだらない自慢」などなど何でもいい。

    ex.第一戦、テーマは「子供のころ自慢」ですっ、ファイッ!    


  4)各チーム思いついた人が挙手し、自慢を開始する。
    その際、選手のアナウンスとか応援も適当めにするといいよね。
    
    ex.   
         「三番、センター、武田〜」
         「かっとばせ〜、だ〜け〜だっ」
      武田 (うでをぶんぶん回しながら登場)
         「子供の頃、マジでモテたんだよ。あの頃は足が速くて、
          三年生の時なんかはバレンタインのチョコを7個ぐらいもらって。」
       …
         「一番、ファースト、岡野」
         「う〜てうてうて、おっかっの」

      岡野 (跳躍しながら登場)
         「中学校の頃なぁ、地元で一番喧嘩が強かったんよ。
          俺のバックには300人の舎弟がついとるとか言ってなぁ。
          これがホントのリアルクローズ、なんてな」


     しまった、第一戦から例がくだらなすぎる。
     でも、こんな感じよ。
  
   5)一戦終わるごとに審判が勝者を判定する。 
     基準はどっちがすごいって思うかってとこかな。
     
     判定が終わったら次の試合。

     先の4勝した方は優勝、胴上げ、ビールかけ。
     
     うん、ビールかけはやってみて気付いたけど目にしみるし、服が使い物にならなくなる資本主義の過ちだな。
     胴上げぐらいにしておこう。
  
     散々自慢した上に、胴上げまでしてもらって、残ったのは何かな。
     そこはかとないむなしさ、のようなもの。
     感じてもらえたら嬉しいな。
     
           
  ★ほとけの福音★