見下し or respect


1.使えるシチュエーション 
 ■友達とどこでも
2.必要な道具
 ■なし
3.おすすめ人数
 ■2人〜5人
4.遊び方
 ■遊び説明
  芸能人になりたくないかい?
  え、そうでもない?うそぉ?
  テレビに出られるしギャラも凄いし、
  他の芸能人ともお近づきになれる。
  町を歩けばサインを求められるよ。
  小・中・高の友達も、みんな君のこと誇りに思うぞ。
  
  どう?どう?

  (よし、食いついてきたな。そろそろ突き放す頃合いだ)

  
  ばかやろ〜!甘いんだよ!そう簡単になれるかい!
  
  夢見がち少女は悪い男にだまされるぞ。
  
  芸能人ってのは精神的につらいんだよ。
  日々テレビで自分の身を好奇の目にさらし、
  ネットには好き勝手書き込まれるんだよ。

  おいしくないものも、馬鹿みたいにおいしそうに食べないと
  いけないし、プロデューサーの無茶な要求に応えて、
  おでんを頭からかぶるんだよ!

  
  だが、分かる。分かるぞ、芸能人にそれでも
  憧れる気持ち。芸能人にしかできないことってのは
  いっぱいあるからね。

  そしてmegafepsdaはあることに気がついた。
  人は、必ず「見下し」または「respect」のどちらかの視点で
  芸能人を見ていると言うことを。

  「特になにも感じない」という芸能人は実はあまりいない。
  それくらい芸能人というのは
  私たちに好意か嫌悪を与えるインパクトの強い存在なのだ。

  そんな特性をうまく利用したのがこのゲームだ。
  
  それではVTR、どうぞ!


 ■具体的な遊び方
  1)お題設定者を一人決める(持ち回り)

  2)お題を決める人は芸能人を一人挙げる。

  3)シンキングタイム20秒で、その芸能人を
    自分が「見下し」「respect」どちらの
    視点で見ているかを決める。
    そう、必ずどちらかに決めるんだ。

  4)ファーストジャッジだ。
    せいので「見下し」「respect」のどちらかをみんなで言う。

  5)全員「respect」だったら、もうその後は
    その芸能人を褒め称え合おう。
    「大好きだ!」と声高らかに叫ぼう。
   
    全員「見下し」だったら、もう陰口の
    now on sale だ。けちょんけちょんに言ってやれ。
    人権という言葉を心の片隅に追いやれ。


    そして、このゲームの見所はここからだ。
    グループの中で意見が分かれたら
    ディスカッションタイムスタート。

    お互い二手に分かれて、どうして
    respectしているか。どうして見下しているかを
    主張しあおう。ポイントはどっちつかずで
    適当に決めた友達を、どう説得して
    自分サイドに引き込むかだ。例はシンプルだが、
    実際はもっと熱く語り合え!

   例「山崎邦正

    全員「ファーストジャッジ!せえの〜」


    A「respect!」B「見下し!」C「見下し!」D「respect!」

    (誰がどれをいったか確認。)

    A「絶対respectだよ!あんなに情けないリアクション
     で笑わせてくれる芸人いないよ?」

    D「そうだよ!俺ガキ使でめっちゃうけてるもん」

    B「いやいや、自分がなった時のこと考えてみん? 
     なりたくないだろ?」  
    C「そうだ、そうだ。」 
    A「でも奥さんめっちゃ綺麗らしいよ。うらやましいじゃん」

    B「奥さんが不憫だって。あんなに旦那がいじられてたら」

    C「ほんとだよ。」

    D「確かに自分はなりたくないかもな。」

    A「芸人の間でも人気高いみたいだし。格好いいと思うな」

    
   6)ファイナルジャッジでもう一度自分の立場を言う。
     大多数になった方が勝ちだ。



    例:全員:ファイナルジャッジ!せえの〜

    A「respect!」B「見下し!」C「見下し!」D「見下し!」

    多数派工作に成功したB・C・Dがこの場合ウィナーだ。

    のんきな一般人は芸能人で楽しむにかぎる!

    以上、ワイドショー的発想のゲームでした。
       
  ★もっくんワンポイントアドバイス