カミナリさん
1.使えるシチュエーション
■友達と家で
2.必要な道具
■ボール、あったらバットとかグローブとか
3.おすすめ人数
■4〜6人
4.遊び方
■遊び説明
長い人生、怒りを感じること、一度や二度じゃないぜ。
最初に憤りを感じたのはあれかな、何で僕はブルースワットに生まれなかったんだろうって小学校低学年で思った時かな。
その後ブルースワットはブラックジャックになって、福山雅治やらキムタクやらを変遷して、もはやDAIGOでも怒れるね。
ブルースワットの後は重甲ビーファイターでその後はビーファイターカブトだぞ。
っていう日曜朝の特撮ローテーションは現代の若者が忘れてしまった遺産だよ。
ちなみにみんな、サザエさんって知ってるかな。
日曜の夕方くらいに30年以上やってるアニメーションなんだけど、これが面白いんだ。
主な登場人物の名前が全部魚とかでさ、猫がリンゴから出てきちゃったり、
おじいちゃんがたった1本の頭の毛を必死に守ってたり
サザエさんの娘のワカメってのが明らかにでかいパンツか明らかにミニ過ぎるスカート履いてたりね。
エンディングではどう見てもちっちゃい家に家族全員詰め込まれちゃうんだよ。
うん、ごめん。おフザケが過ぎたよね。
決してサザエさんのことをバカにしてるんじゃないんだ。
あの視聴率と制作費のコストパフォーマンスったら全世界のテレビ局が目ん玉ひん剥くよ。
何か説明が長くなってきたから急ぐね。
まぁサザエさんの息子のカツオってのがいるんだけどさ。ボーズの。
カツオがよく中島って友達と野球をしてさ、カミナリさんってとこの窓ガラスを割るわけよ。
「バッカも〜ん」だっけなよくわかんねぇけど怒ってカミナリさんが飛び出してくるわけ。
それですごい説教されたって雰囲気が出るんだけど、尺の問題もあんのかな、説教シーンがほとんどないわけよ。
これじゃダメなわけよ。
僕としては怒られることって大事だと思うのよ。
でも大人になったらだんだん怒らなくなったり、怒られなくなってくるだろ、
だからさ、このゲームで怒って、怒られてくれ。
■具体的な遊び方
1)カミナリさんを一人決める、
残りは野球班。カツオ、中島、マスオさん、ノリスケ、タラちゃんとか入れちゃっていいや、
まぁ人数に合わせて適当に決めてよ。
2)じゃあ野球班は野球開始。
キャッチボールでもして、ワイワイガヤガヤしてよ。
カミナリさんは趣味の盆栽をしてる感じでお願いします。
3)頃合を見計らって、野球班のボールがカミナリさんにっ!!
カミナリ「ばっかもぉーん」
カツオ「あっちゃ〜、こりゃやっちゃった」
4)カミナリ説教始まりだ。
とりあえず全員を正座させて、できるだけ長くてつまらない説教をできるといいぞ。
とはいっても人間普段怒ってないとだんだん怒りもネタがなくなってくる。
途中からは「ノリスケ来なさい。他のものは戻っていい」
などとひとりを呼びつけて、普段から思ってるけど言うほどのないことをものものしく怒ったり、
その途中にまた野球班のボールが飛んできて、さらに怒ったり、
まったく関係ない自民党とかそういう社会のことを起こったり、
もはや天気にも怒ったり、
30年以上続くサザエさんのネタの多さを見習ってあらゆる怒りの感情を吐き出すんだ。
怒られた方は笑わないようにちゃんと謝るんだぞ。
カミナリさんがガチであればあるほど笑っちゃいそうになる気持ちとの戦いは厳しくなる。
以上、エネルギーとエレクトロニクスの東芝がお送りしません。
★もっくんワンポイントアドバイス★